父が腎盂癌

父の癌

先日、父より電話があり、血尿が続いたため病院で検査した。

病名は右腎盂癌　高齢なことも有り透析の心配がある

抗がん剤治療又は手術による切除の二択らしいが、切除を選ぶ

手術の空きが無く８月中ころとなった。

病院の先生曰く、進行性のがんらしい

1ヶ月もの間放置で良いのだろうか、母は癌の発見が遅くなり他界した。

温存治療

大腸がんのステージ４から温存治療で4年生存している医者の話をネットで見た

飲んでいる薬は糖尿病用のメトホルミンらしい

このくすりは「くすりエクスプレス」で購入できる。

まずはメトホルミンと癌の抑制について調べた。

メトホルミンとは

メトホルミンは2型糖尿病の治療に使用される薬です。

最近の研究によると、メトホルミンは癌の発生や進行を抑制する可能性があることが示されています。

なぜメトホルミンが癌を抑制できるのか、その仕組みを見てみましょう。

メトホルミンは、細胞内のエネルギー代謝に重要な役割を果たすタンパク質であるAMP活性化プロテインキナーゼ（AMPK）を活性化します。

AMPKは、細胞内のエネルギーレベルを調節し、細胞の生存や成長に関与しています。

癌細胞は、通常の細胞とは異なる特性を持っています。

癌細胞は、異常な細胞増殖やエネルギー代謝を行うため、メトホルミンのような薬物が彼らにとって特に効果的です。

メトホルミンは、以下のようなメカニズムを介して癌の抑制効果を発揮します：

1. 細胞増殖の抑制：メトホルミンは、癌細胞の分裂や増殖を阻害します。

これにより、癌細胞が異常な速度で増殖するのを抑えることができます。

2. アポトーシスの促進：メトホルミンは、癌細胞にアポトーシスと呼ばれる自己崩壊のプロセスを誘導することがあります。

これにより、癌細胞が自然に死滅するよう促します。

3. 血管新生の阻害：癌細胞は、新しい血管を形成して酸素や栄養を供給することで成長します。

メトホルミンは、血管新生を阻害することによって、癌細胞の成長を妨げます。

これらのメカニズムによって、メトホルミンは癌の発生や進行を抑制する可能性があります。

ただし、個々のケースによって効果は異なる場合がありますし、詳細なメカニズムや治療方法はまだ研究中です。

癌治療の分野では、メトホルミンの効果をより理解し、患者のケアに役立てるために、さらなる研究が進められています。

これにより、より効果的な癌治療法や予防策が開発されることを期待しています。

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糖尿病患者以外にメトホルミンのダイエット効果

ビグアナイド系糖尿病治療薬であるメトホルミンは、近年は肥満改善薬すなわちダイエット薬として注目されています。

美容クリニックやダイエット専門クリニックなどで行われているメディカルダイエットでは、メトホルミンは非常に多く用いられているのです。

メトホルミンには非常に多くの血糖降下・ダイエット作用がありますが、インスリン分泌自体は増やしません。

そのため低血糖リスクが低く、副作用も少ないので、比較的安全なメディカルダイエットとしてとても人気があります。

メトホルミンは、肝臓での糖新生抑制、筋肉・脂肪組織での糖の取り込み促進、小腸における糖吸収抑制など様々な作用によって血糖をコントロールします。

これらの作用が血糖コントロールだけではなく体重減少を引き起こすのですが、ダイエットに繋がる主な働きを以下にまとめました。

太りにくい体質に導く

正常な方では、食後に血糖値が急上昇するとインスリンがより多く分泌されます。

インスリンには余分な糖を脂肪として体内に蓄える働きがあるため、血糖値が急上昇しやすくなると脂肪を溜め込んで太りやすくなってしまいます。

メトホルミンには消化管での糖の吸収を抑え、血糖値の急激な上昇を防ぐ働きがあります。そのため、インスリンが適切に働き、太りにくくなる効果があります。

脂肪を燃焼させながら筋肉分解を防ぎ、引き締まったスタイルを作る

激しい運動をしてエネルギーを消費した時、筋肉は糖を取り込み消費し、脂肪はエネルギー源として燃焼されます。

この過程に関与しているのがAMPK（AMP活性化蛋白キナーゼ）という酵素です。

メトホルミンにはAMPKを活性化する働きがあることから、運動疑似効果による脂肪燃焼効果と筋肉を維持する効果が期待できます。

食欲を抑える

メトホルミンは、痩せホルモンとも呼ばれるGLP-1（グルカゴン様ペプチド-1）やPYY（ペプチドYY）という物質の分泌を増やす働きがあることが明らかになっています。

このGLP-1やPYYには、脳や消化管に直接働きかけて食欲を抑制する働きがあることから、メトホルミンには食欲を抑える働きがあると言われています。

腸内環境を良くする

メトホルミンは腸内フローラにも良い影響を与え、腸内環境を整える効果があることが多くの研究で報告されています。

腸内環境が整うと、痩せやすく太りにくい健康的な身体を作ることができます。

糖を便中に排出する

メトホルミンには便中に糖を排出する働きがあることを神戸大学が発表し、話題になりました。

糖を排出することから、体内で脂肪が溜まる原因となる糖が減るため、ダイエット効果が期待できます。

メトホルミンの美容効果

糖化（とうか）は肌の老化を加速される要素のひとつです。 糖化とは、食事などから摂取した糖分がたんぱく質と結合し、細胞にダメージを与えてしまう現象です。

「肌のコゲ」とも呼ばれる糖化は、くすみ・たるみ・しわ・シミなどの発生原因になります。

肌のたんぱく質は、コラーゲンやエラスチンです。 これらが糖分と結合して硬くなると、繊維同士がくっついてしまい、伸縮性が失われます。

こうして肌のハリや弾力、みずみずしさがなくなり、たるみやしわができてしまいます。

また、糖化したたんぱく質は褐色なので、肌が黄色っぽくくすんで見えます。 透明感がなくなり、血色が悪く、不健康な印象を与えてしまうでしょう。

糖化を防ぐには、急激な血糖値の上昇や高血糖状態が続くのを防ぐことが重要です。 メトホルミンは血糖値を下げる働きがあるため、肌を若々しく保つことに繋がります。

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